
Works
Year:
2026.06/13(日)10:30~19:00
Medium: リサーチ
Description:
Statement







■Research
Definition
新月の干潮から日暮れまで
雲は多いが天気良好。風・波ともに穏やか
守谷海岸は、向かって右側に漁港、左側は岬で岩礁となっており、その中央は砂浜が弧を描く。
砂浜の砂は白っぽく、粒子も細かく美しい。
砂浜の幅はそれほど広くはない。中程度だが海水浴にはちょうど良い。
遊泳エリアはライブビューあり。
干潮は10時から11時半ということなので、急ぎ浜辺へ
コンクリートエリア:乾燥した海藻や流木
砂浜エリア:乾燥・未乾燥の海藻、流木に混じって釣り糸や浮き、プラスチックごみが少量。落ち葉、黒くなった海藻の根、切り株みたいな何か、貝殻、タコの赤ちゃんやヨコエビ。海藻の種類はかなり多く拾える。海水の流れがキレイ。
岩礁エリア:礫岩や砂岩にイソギンチャク、数種類の貝類(イシダタミ、星みたいな貝など)がはりつく、フナムシ、三葉虫みたいな?貝の仲間(ヒザラガイらしい)、カニ、ヤドカリ。岩には多様な海藻がはりつく。全体は昔船のドックだったっぽい洞穴みたいなのがあった。遺跡みたいでなんかかっこよい。漁師さんが採ってきたウニを食べていた。
動くものには、やはり目が行く。魚、貝、エビ、カニ。
黒くなった木や根の塊がカッコいい。
海藻の間から、突然現れるヨコエビに驚く。
落ちたアシナガバチの巣にはダンゴムシ
岩には隙間なく、貝や海藻が貼りついて一体化している。
カニは二枚貝を食べ、それを狙って他のカニがやってくる。
アリは茹でた海藻よりも生の海藻が好きな様子。
ヨコエビのちっちゃいのを取り合うアリさん
葉っぱを集めてミノムシみたいに家を作る生きもの。
トンビがカラスを追い払う
拾った海藻を並べる。行きかう人に声をかけられる。
食べられるのか・沢山拾ったね・おもしろいね 等。人目を引くらしい。
ぬめりの強い2種類の海藻を刻んで煮る。
沢山のヨコエビが出てくる。
かなりの数を茹でてしまった。
眺めつつ、そこまでして物を作る意味があるのかと思えてくる。
私たちは、環境にインパクトを与えないとかゴミが出ないとかそうゆうことを考え、
自然に還っていく作品として、その場にあるものをその場で作ってみようと試みた。
海には漁業権がある。だから私たちは落ちているものを拾おうと思った。
しかし、私たちが「いらないだろう」と思って拾うものに、小さな生き物が付いてくる。
私たちの思いがけない所で生きものは存在している。
海藻は打ち上げられて、腐っても乾燥しても、様々な生きものたちの棲み家になり食事になる。この世界に不要なものは無い。そんなあたりまえのことに気づかされたリサーチとなった。
この世界は多様で、美しく、すべてがつながって生きている。私たちはあまりに世界を知らないから、自分がどれだけエゴイスティックであるかに気が付かない。
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